蒼生回顧録

無駄話をする

窒息

この2年間、多分もっと前から、ここから抜け出す方法をずっと考えていた。少し良くなったと思ったらまた悪くなる。私生きられるなって思ったらまたすぐ死にたくなる。本当はもうずっときつい。上がってなんてきていない。ずっと沼の中に溺れている感じがする。息がずっと苦しい。たまに浮かんでいる空気があって、それでかろうじて呼吸している。早く終わりたい。ここから抜け出したい。頭が出たと思ったらすぐに押し戻される。引っ張られるよりは押し戻されてる。頭を押されて、暗くて冷たい沼の中へ押し戻される。たまに水が脚に絡まる。何もないはずなのに身動きが取れなくなる。多分水自体が重たくて、でも私の身体がもっと重たいから、浮かび上がれない。つらい。けれど声を出したら溺れてしまうので、気がついたら声も出しづらくなった。これはたまに上げた声。不快な音。苦しい。早く終わりにして。